街で一番カッコよくなりたいなら、スケボーをするしかない。
悪ぶりたいわけでもないし、毎日が退屈で仕方がないというわけでもない。
とにかくもっとカッコよくなるためには、スケボーしかない。
こんな風に決意したのは、20歳くらいだった。
結果、街で一番カッコよくなることはできなかったんだけど、スケボーが、自分の暮らしに欠けていた部分を埋めてくれたことは本当だ。
ファッションや音楽が大好きで、給料のほとんどを洋服、CD、レコードに費やしたけど、満たされない何かがあった。
満たされない部分を具体的に説明することはむつかしいのだけど、もしかしたら、ある人にとっては、ギターの形に見えたかもしれないし、バイクの形に見えたかもしれない。
俺には、スケートボードに見えたのだ。
スケボーを始めたとたん、それまでバラバラだった好きなモノたちがピタッとくっついて、暮らしに違和感や不満がなくなった。
スゴイぞ、スケボー。スケボーは、すごくて、そして、すごくカッコいい。
スケボーショップHi5 イナケン